トレブルフックから乗り換えて10年ほど経ちましたので書きます。
トレブルに不満を抱き沢山のシングルパターンを実験してきました。
なぜ、トレブルを使用しなくなったかについて
フッキング率の悪さ・フックアウト・耐久性。
ここ近年は分かりませんが以前、供給が間に合わず手に入らなくなりだした為、シングルを作って上手くいけば、自分の中ではトレブルは必要なくなると思ったからです。
フッキング率の悪さについては、ポッパーに関してはそこまでシングルとトレブルの差は感じませんでしたが、ダイビングペンシルに関しては明らかな差がでました。
上記はダイビングペンシルとポッパーの時の捕食姿勢が少し違うのも差があるかと思います。
プラグの形状でシングルで使用するか、シングル2本抱き合わせで使用するか、トレブルを使用するかで使い分けたりもする事もあります。
ポッパー フロントワンシングル
フックアウトに関しては妙なタイミングでバレたり、上手く良いポイントに掛からない事もあり、3本針が付いているので口の中で至る所にかかり、フックが移動して魚を傷つけたり、結果ばらしに繋がる事もあります。
運が悪い方はフック刺さる方向ではなく、横向きになり顎の力で潰せれ粉砕される事もありました。
耐久性に関しては、錆が出たら極端に弱くなるメーカーもあり溶接部分からの粉砕。
上記で述べた掛りが悪いとどうなるのかは、結果フックが伸びてしまう事が多々あります。
今シーズンもどちらかのフックは掛かっているが、もう一つのフックは伸びて外れているなどです。
散々、トレブルのデメリットを書きましたがシングルはどうなのか?
フッキング率に関してはシングル1本のみなのか、2本抱き合わせのツインシングルなのかでも変わると思います。
私が使用しているのはツインシングルが多いです。
その理由ですが、シングルのみですとフックの水噛みによるのですがアクションが明らかに変わってしまい、アクションバランスが良くないプラグがあり、ツインで試した際に今までのアクションに近いアクションが可能だった為です。
シングル一本ですとフックの重さ、大きさもかなり左右され、バランスを取るのが難しく感じます。
シングル時のフッキングなのですが、向きによっては簡単に抜けてしまう事も多数ありましたが、ツインシングルの場合は、そういう場面に滅多に遭遇しませんでした。
フッキングしてからのフックアウトは今までほぼ経験がない感じです。
フックが移動する事もなければスレ掛りになる事も殆どないです。
耐久性に関しては大型の鮫をかけた際にフルロックした時に伸びたくらいで不意な粉砕等も今までない感じです。
シングルフックもアシストラインの長さ・硬さ、リングの位置・動きなどで様々なのですがここ数年、この形から不満を感じた事はありません。
お客様から、フックに関して質問を受ける事が多々あるのとシーズンで手に入りにくいなど、予品はないのかなど聞かれる事が増えてきましたので、要望を頂けましたら手が空いている場合のみ作成したいと思います。
問い合わせ頂けましたら、お時間頂けましたら作成する事も可能です。
今シーズンのクロマグロは大型が多くフックが伸びてのフックアウトも多々、拝見致しました。
マグロ針の太軸高耐久のフックも作成可能です。
フックの作成はトレブルの比重で設計された重さに考慮して作成しています。
その他、フッキングのタイミング、バラシ癖、様々な悩み質問に乗船時に質問したい事がありましたら気兼ねなく聞いてください。
私の答えが良いか悪いなどもありますが、サポートできたらと思ってます。
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